冒頭に宇宙空間での船外作業のシーンがあります。そこから観る地球がとにかく美しいです。CGを超えており、自分もそこに居るかのようです。
ライアン博士(サンドラブラック)が、緊張を強いられながら作業する中、マット(ジョージ・クルーニー)は、悠然と遊泳し、家族を話題にたわいもない話を続けます。
この雑談が無ければ、作業の緊張感がさらに増していたでしょう。現実の職場においても、たわいのない会話で場がなごむこと、ありますよね。
その時、ロシアが自国の人工衛星を破壊、連鎖的に発生した無数の破片が、作業中のNASAのシャトルに猛スピードで衝突します。
衝突で生まれた無数の破片が、時速8万キロの猛スピードで音もなしに向かってくるのは、とても怖いです。宇宙空間が真空で無音であることを実感できます。
衝突の衝撃でサラはシャトルから回転しながら遠くに吹き飛ばされます。重力のない空間では上下左右はありません。とても不安定です。日頃、私たちは、地面が下で空を上であることを当たり前としていますが、その感覚は、重力下限定のものであることを体感できます。
マットに頼れなくなってしまったしまった中、ライアンに次の衝突が迫ります。宇宙船のパラシュートのロープがとんでもなく絡まっているのを、サラは、ため息をつきながら「楽勝よ」とつぶやきながらほどきます。ややこしい仕事には、あまり深刻にならずに、これくらいの余裕気分で取り掛かりたいなと思いました。
奮闘が報われないことが続きますが、ライアンとマットの運命は…
2013年 91分 アメリカ
シャトル→issのソユーズ→中国宇宙センター 道のりは長い